みなさんはドイツと聞くと何を思い浮かべますか?
ビール、ホワイトソーセージ、ベンツ、BMW、ベルリンの壁などなど、それぞれ異なるかと思います。ドイツは私にとってまた行きたい国「Best3」に入ります。なぜなら会いたい家族がいるからです。ホストファミリーとして受け入れてくれた家族に会いたい。それが一番大きいです。
これからドイツへ旅行に行く人、現在ドイツに住んでいる方に私の会いたい家族が住むホストファミリーが住む都市エアフルトを紹介します。
ドイツ中央に位置するエアフルト
2019年夏にドイツを訪れるまで、この都市を知りませんでした。西欧では観光都市として知られており、チューリンゲン州を代表する都市です。同じ州にワイマールやイエナという都市があり、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
エアフルトは教会や修道院が数多くあるため、一日散歩するだけでも美しく荘厳な歴史的建造物を楽しむことができます。朝と夜の顔が異なるので、その違いを楽しむのもおすすめです。
4泊5日の滞在中に早朝のランニングを楽しみました。空気がとても綺麗かつ美しい街並みにうっとりしながらペータースベルク要塞を目指しました。そこから見渡すエアフルトの大聖堂や旧市街は圧巻です。
エアフルトのおすすめスポット3選
セヴェリ教会
3本の尖塔が特徴で、エアフルトのシンボルとして人気があります。ドイツ建築といえる構造と色合いが街に馴染んでいて、非常に美しいです。隣に大聖堂があるので、合わせて観光することができます。
前の広場には、早朝にマーケットが開かれていました。ランニング姿だったので覗くだけしかできませんでしたが、野菜や果物、お肉(もちろんソーセージ)もあり、地元の人たちが買いに来ていました。何とも素晴らしい場所で開かれるマーケット。早起きして言ってみてはいかがでしょうか。6時30分ごろだったと思います。
ペータースベルク要塞
大聖堂の裏を通っていくと高台にこの要塞があります。17世紀に街を監視するために造られ、マインツ大司教が軍隊を常駐させていたといいます。
なんとナポレオンの軍事拠点としても使用されていたことには驚きです。
要塞から眺める景色は素晴らしいです。エアフルトは塔が多いため、上からいくつもの塔がそびえ立ち、街を守っているように感じられました。宗教改革かのマルティン・ルターは「塔多きエアフルト」と称しており、同じ景色を見ていたのかなと想像すると感慨深いです。
クレーマー橋
エアフルトのランドマークとして知られるクレーマー橋は、外観と内観が全く違う魅力を持っています。ブライト川にかかる橋に、30件以上もの建物が隣接して建設されているのです。
橋の両側に建物があり、狭い道を通る楽しみを味わえます。3階建ての建物の1階には、レストランやカフェ、ケーキ屋やアイスクリーム屋、ワイン屋、そして骨董品、アートギャラリー、工芸品屋さんなど様々なお店が連なっています。
まさに日本のお祭りで出る屋台の行列を感じさせるような橋なのです。
2階以上は住宅になっているので、橋の上に住んでいる人たちはどんな感じなのでしょうか。外観も美しく、滞在中は何度も訪れました。
お土産にはここ!絶品チョコレート
先程紹介したクレーマー橋にあるチョコレート屋さんトップショコラティエ「ゴルトヘイム」。2005年にアレックス・キューン氏が開いたお店で、地元の人はもちろんのこと海外からも訪れる程お店は賑わっています。
味も見た目も美味しい!
なかでもおすすめなのは、クレーマー橋にちなんで作られた「橋のトリュフ」です。口の中でじゅわっと溶けます。一瞬幸せすぎて目をつむりました。ホストファミリーも絶賛。
チョコレートを包み込む箱もおしゃれなので、お土産にはピッタリです。
まとめ
以上、日本ではあまり知られていませんが、実は観光地として西欧から人気の都市「エアフルト」を紹介しました。
小さな街ながら沢山の魅力が詰まっています。のんびり散歩する時間があれば、その美しい風景を堪能してみてください。私は散歩中に小さなアイスクリーム屋さんを見つけて、美味しさに感動しました。
ふと出現する庭園のような可愛い憩いの場や、お花に囲まれた家々など住む場所としても魅力的だと感じました。ホストファミリーはこの街には色々な顔があって大好きだと言っていました。
また訪れたいです。
これからドイツ旅行を考えている方に是非おすすめします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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