マレーシアのホワイトコーヒーをご存知ですか?
ホワイトコーヒーと聞くと、ミルクが入っているコーヒーを想像するでしょうか?イギリスではミルクが入っているコーヒーをホワイトコーヒーと呼びます。
ではマレーシアのホワイトコーヒーはというと、マーガリンで焙煎したコーヒー豆をひいて淹れたコーヒーのことを言います。
由来については、後ほどご紹介します。
今回は、マレーシアのホワイトコーヒー3種類を紹介しますので、コーヒー好きの方やマレーシアのお土産を考えている方に情報をお届けできればと思います。
Old Town White Coffee (Hazelnut)
こちらはマレーシアでは最も有名なホワイトコーヒーと言っても過言ではありません。
マレーシア第3の都市イポー発祥になります。そして、ホワイトコーヒーの発祥地でもあるのです。
イポーは首都クアラルンプールから車で約2時間30分の所に位置し、食の都としても有名です。
Old Town White Coffeeは今やマレーシアに数多く店舗があり、店内ではカヤトーストやナシレマ、ラクサなどマレーシアを代表する料理を食べることができます。
スーパーでも購入でき、スティック状の袋が15個入った大袋で販売しています。
Classic(クラシック)Flavorがもともとの味ですが、写真はHazelnut(ヘーゼルナッツ)Flavorになります。
ヘーゼルナッツの香ばしい香りが何とも言えず、お土産ではとても評判が良いです。
Hazelnut Flavor
Less Sugar Flavor ※25%や30%低糖のものがあります
Extra Rich Flavor
イオンで購入し、1袋が17RMでした。(2023年8月時点)その時は1RMが30円ほどだったので、約510円ですね。
日本でもAmazonで購入できますが、現地で買うより5倍程の値段で衝撃を受けました。
Kaw Kaw White Coffee
続いては、知る人ぞ知る人のコーヒ店が販売しているホワイトコーヒーです。
こちらも先ほどのOld Town White Coffee発祥の地イポーのものになります。
イポー駅からは車で行くことをおすすめします。奥まった道を通ると、こんな所にあるの?と思う場所でした。
しかし、店内は賑わっていて平日のお昼過ぎにも関わらず、ほぼ満席でした。
住所:7, Jalan Windsor, 30250 Ipoh, Perak, Malaysia
電話番号:+60 5-253 8896
客席の空間と繋がった販売コーナーでコーヒーを購入することができます。
味は後味に少し苦味があり、甘いカヤトーストとの相性が抜群でした。
Mr. K White Coffee
最後にペナンのホワイトコーヒーを紹介します。
観光都市としても有名なペナンのホワイトコーヒーMr. Kです。ペナンも多くのホワイトコーヒーが販売されています。
こちらのホワイトコーヒーはミルクが多めで、他と比べるとクリーミーに感じました。(個人的な感想です)
ペナンのホワイトコーヒーも人気で、多数のブランドの商品が並んでいました。
行った先々で購入して、飲み比べをしてみても楽しいですね。
ホワイトコーヒーの由来
まとめの前にホワイトコーヒーの由来をご紹介します。
ホワイトコーヒーは漢字で「白珈琲」と書きます。「白」が入っているので、コーヒーの色を想像するかもしれませんが、実は色を示している訳ではありません。
この「白」は中国語で「何も加えない」という意味を表します。
従来マレーシアは、マーガリン、小麦粉、砂糖を入れて焙煎していたそうです。しかし、イポーの華僑はマーガリンのみを少し加えて焙煎したコーヒーを作りました。
小麦粉と砂糖を加えていないことから、これがホワイトコーヒーと呼ばれるようになったとのことです。
マーガリンを加えることで、香ばしい香りとコクが出るようです。
現在販売されているホワイトコーヒーは、砂糖や練乳が加えられていることが多く、甘いコーヒーという印象を持っている方が多いかもしれません。
しかし、もともとは苦味が強いコーヒーだったそうですね。
まとめ
以上、マレーシアのホワイトコーヒーをご紹介しました。
ご紹介した3つの商品がお土産の参考になったら嬉しいです。
実際には、紹介しきれないほど数多くのホワイトコーヒーがマレーシアにはあります。コーヒー好きの方は、その場所その場所で見つけたものを試してみるのも楽しいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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