みなさんは東南アジアと聞いて、始めにどの国を思い描きますか?ベトナムやタイが始めに出てくるでしょうか?
毎年東京の代々木公園で行われるタイフェスには、過去3回ほど行きましたが、非常に大盛況で人で混み合っています。
2022年から2023年年末年始の海外人気旅行先ランキング(2022年11月HIS調べ)では、10位までに東南アジアの4都市がランクインしていました。
6位 :シンガポール
8位 :マニラ(フィリピン)
10位 :ホーチミン(ベトナム)
今回は東南アジアの魅力をお伝えしたいと思います。
似ている文化と独自の文化
東南アジアの魅力はそれぞれの国が持つ独自の文化です。隣国同士でも文化が異なるので、違いを見つけるのも楽しいかもしれません。
ベトナムとラオスのようにフランス領であったことから建物や食事の面で、似ているところもあります。
歴史的背景により、東南アジアでも多くの宗教、文化が共存しています。それぞれの国へ行く際には、宗教や文化を尊重した行動が求められます。
タイ
子どもの頭を撫でること、触るのはタブー
→頭部は「精霊が宿る場所」として神聖視されているため
ルールやタブーを知っているからこそ、楽しく過ごせると思います。
シンガポール
公共交通機関では、車内での飲食は禁止
→公衆マナー向上のため
ラオスとベトナム、マレーシアとシンガポールでは似ているところを見つけることができるでしょう。
独自の文化としては、東南アジアで唯一キリスト教徒の割合が多いフィリピンでは、教会の数が多く、クリスマスは盛大に祝います。現地の友人は11月からもうクリスマス気分を味わっていることがSNSから感じられます。
多様な宗教
東南アジア(ASEAN)10カ国をすべてを紹介したいところですが、一つこの国をご紹介します。
ブルネイ・ダルサラームという国はご存知ですか?
天然資源で豊かなブルネイ・ダルサラームは知る人ぞ知るイスラム国家です。と言っても私は2014年に訪れるまでは知りませんでした。
マレーシアと南シナ海に囲まれた2つの領土が存在する
国王が首相も兼ねる絶対君主制の国
非常に近代的な建造物が立ち並び、美しくそびえ立つモスクが街中に見られます。一方で古くから存在する水上住宅が共存しており、それを保全する活動もされています。
日本からは直行便がないため、東南アジアの主要な都市を経由していくことになります。
私は船で行きましたが、こういう所があったとは!!と驚きました。
食べることが好きな人が多く、1日に5食以上食べることもあるとか。何と日本のレストランもあり、初日にはお寿司を食べました。
国王との距離が近く、親しまれている様子が友人のSNSから見られます。日本の天皇とは大きく異なると感じます。
多様な宗教として今回はイスラム教徒が多数を占めるブルネイを紹介しました。マレーシアはイスラム教、仏教、ヒンドゥー教など多民族国家で、一つの国で複数の宗教を知ることができます。
食文化
違う国を訪れる際の楽しみの一つが食事ですね。東南アジアの食事は、すべてが辛いとイメージする人が多いように思います。
実際にはそんなことはありません。辛いものもありますが、調節してくれるお店も多くあります。
私は暑さの中、屋台で食べる食事がたまらなく好きです。もともと開放感のある場所で食事をすることが好きというのもありますが、「熱気」を肌で感じれることが一番でしょうか。人の熱気と、料理の作り手が近くにいてそこから放たれる「熱気」をジリジリ感じますね。
2016年にマレーシアへ訪れた際、友人に夜12時を回る頃に連れて行ってもらった屋台が忘れられません。
「え!?この時間に家族そろって食事!?」
そこには5歳くらいでしょうか?小さい子もいました。でもみんなでワイワイ笑いながら食事を楽しんでいました。その時間に子どもを連れていることに驚きつつも、思いっきり外で食事を楽しむ姿に爽快感を得たのです。
思う存分カルチャーショックを味わうのも楽しいですね。
まとめ
まだまだ魅力は沢山ありますが、今回は以上の3つを紹介しました。
私は初めて訪れる国へは、事前に日本でその国のレストランへ行くようにしています。現地の方が働いている場合は、隙を見て話しかけて情報収集したりします。
店内の写真や置き物も現地のものだったりするので、得るものも沢山あります。料理も食べれるので一石二鳥ですね。
これから旅行の計画を立てる際に、少しでも役に立ったら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
<ASEAN10か国> ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、フィリピン、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイ、ベトナム
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